治療例
女性50代
ご自分の歯は下の犬歯2本だけ、上下に10本のインプラント植立により義歯の必要もなく、自分の歯の如く使用されています。
ご自分の歯を無くすに至るまでには骨も相当なダメージを受けているので、通法通り、植立出来るとは限りません。
この症例では、上顎に対しては、ソケットリフトという特殊な術式も用いています。
総合力で治療する
『口腔』は、消化・吸収・発声といったさまざまな役割を担う重要な部分です。
ですから、口腔疾患の原因には、専門と言われる各科に関連する場合も多々あります。
その原因を取り除き、良い予後につなげるには、総合的に診断し総合力で対応するシステムが必要になります。
そのシステムこそが当院の特色でもあります。
「腫れたら膿を出す」「痛みが止まったから治った」ではありません。どうして腫れるのか?どうして痛むのか?それには必ず原因があります。その原因を見つけ除去し、再び悪くならないようにすること。
それが的確な治療であり、医療の最大のサービスと言えます。
また、小児から大人まで人は年とともに変化します。それに伴い、口腔内も変わります。その一人一人の個性に合わせて、変化を先取りして、治療を行うことで、将来予測される口腔の問題を未然に防ぐことが出来ます。
成人してからの良い環境作りのために、小児の時から対応していく、その場合の対処法にもこの総合的に診断し総合力で対応するシステムが必要になります。
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