サイナスリフト
骨増生手術 サイナスリフト
骨の厚みが不足していて諦めていませんか? 当医院では骨の厚みが不足している方でもインプラント治療が可能です。サイナスリフト
サイナスリフトは、歯槽骨が5ミリ以下の症例でも十分対応可能です。 歯槽骨の厚みがある場合は、サイナスリフトとインプラント埋入を同時に行いますが(一回法)、著しく歯槽骨が吸収されているケースではまずサイナスリフトを行い、骨が安定するまで6~8ヶ月ほど治癒期間を置きます。 その後でインプラントを埋入します。(二回法)
なぜサイナスリフトを行うの?
治療期間が6ヶ月から1年と長期にわたりますが、歯槽骨の高さが5ミリ以下の症例ではサイナスリフトを行わないとインプラント治療ができません。
また、歯槽骨が5ミリ以下の場合は入れ歯の安定性も非常に悪いため、治療期間の長さにもかかわらずインプラントを希望される方が多くいます。
上顎洞は、上あごにインプラントを埋入するときの解剖学的な制約となっており、かつては上あごの奥歯(臼歯部)の部分にインプラント治療ができない場合が多く、インプラント治療の恩恵を受けることのできない部分でしたが、この方法が確立され、上あごの奥歯の部分にもインプラント治療ができるようになりました。
また、ソケットリフトという方法がありますが、これは特に手指の感覚に頼る外科手技で、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)が破れたりしていないか、骨補填材等が上顎洞内にもれたりしていないかなどが実際に目で確認することができない治療方法で、挙上量には限界があります。ただし、外科的浸襲は少なく、治療時間も短縮することが可能ですので、歯槽骨の高さが5mm程度ある場合はこちらの方法をお勧めする場合も多々あります。
上顎の奥歯にインプラント治療を受けられる場合は、その先生がこの熟練を要するサイナスリフトというオプションがあるかどうかが成功率の向上に大きく関わります。
サイナスリフトって何をするの?
上顎の歯槽骨の上部(頬骨の奥)には、上顎洞(サイナス)という大きな空洞があり、鼻腔へとつながっています。
上の奥歯を失ってしまうと、上顎洞が下方に拡大していきます。
同時に、失った歯の周囲の歯槽骨が吸収されていくので、歯槽骨の厚みが加速的に減少していきます。
上顎の歯槽骨にインプラントを入れるための高さが不足している場合、サイナスリフトによって骨の高さを確保する必要があります。
サイナスリフトは、歯槽骨が5ミリ以下の症例でも十分対応可能です。
サイナスリフトとは、Maxillary Sinus Augmentation と言い、上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を洞底部から剥離して挙上し、その挙上によってできた空隙に自家骨や骨補填剤を移植することにより上顎洞底部の位置を上げ、インプラントを埋入できるだけの骨の厚みを確保します。
歯槽骨の厚みがある場合は、サイナスリフトとインプラント埋入を同時に行いますが(一回法)、著しく歯槽骨が吸収されているケースではまずサイナスリフトを行い、骨が安定するまで6~8ヶ月ほど治癒期間を置きます。 その後でインプラントを埋入します。(二回法)